ダチョウ競馬ではどのような観点で何を重視しながらダート長距離レースの予想をしているのか、について記載します。
ダチョウ競馬の予想の方法、重視するポイント
私がダート長距離レースの予想をする際に重視するポイントは……走り方!
一言でいうと、「ダート長距離っぽい走り方をしているかどうか」です。
なんじゃそれ???
って思われた方が多いと思います……。
ダート長距離レースが好きすぎて何十回も何百回もレースを見ているうちに、こんな感じの走り方の馬が好走する傾向にあるな!って気づいたんです!
「いや、走り方のフォームなんて全馬ほとんど一緒やろ」という感じでしょうか?
そんな方にぜひ一度見ていただきたいのが「サトノトルネード」です。
特に、2024年9月14日の中山9レース(松戸特別)が分かりやすいと思うので、JRAのWebページからパトロールビデオ(正面からの映像)を見てみてください!走り方が特徴的だと感じませんか?
言語化するのはなかなか難しいのですが、2本の前脚が揃っているというか…斜め後ろの方向に蹴っているというか…。このような走り方をする馬はダート長距離に向いているという感触があります。
予想の観点として大切にしてるのは次の3点です。
- ① 前脚のフォーム
- ② 後脚のフォーム
- ③ 過去のレース内容
①前脚のフォームについては、
前脚を地面にしっかりと叩きつけて高く弾むようにして走る馬が高評価です。
②後脚のフォームについては、
後脚の可動域が狭くて動きが遅く、一定速度で往復運動をしている馬が高評価です。
③過去のレース内容については、
スピードはなくとも最後までバテずに走りきれている馬が高評価です。
3点とも私の主観が強くなってしまいますが、オリジナルな予想ということでご理解いただければと思います😊
ちなみにですが、前脚と後脚のフォームに関してダート長距離馬として模範的だと思う馬は「メイショオオタカ」です。
逆に、ダート長距離っぽさから真反対にあると思う走り方をする馬は「アーモンドアイ」です。
アーモンドアイは生涯で1度もダートを走っていないため実際のところはわかりませんが、2勝クラスの中山ダート2400mとかに出ていたら勝つことが厳しかったのではないかと感じています。
予想の流れ
出走各馬の近走のレースを確認して、前脚の使い方、後脚の使い方、レースの進め方がそれぞれ長距離っぽいかを確認します。確認した結果を表に書き込みます。下図は表の例です。
馬番 | 馬名 | 前脚 | 後脚 | 過去 レース |
---|---|---|---|---|
1 | スフィーダグリーン | |||
2 | トモジャプリマ | |||
3 | オーマオ | |||
4 | ツーエムアロンソ | |||
5 | ワンダーラジャ | |||
6 | サーチュイン | |||
7 | ボーイズオブサマー |
馬番 | 馬名 | 前脚 | 後脚 | 過去 レース |
---|---|---|---|---|
1 | スフィーダグリーン | |||
2 | トモジャプリマ | |||
3 | オーマオ | |||
4 | ツーエムアロンソ | |||
5 | ワンダーラジャ | |||
6 | サーチュイン | |||
7 | ボーイズオブサマー |
評価は、「◎」「〇」「△」「✕」「?」と 無印 の6種類があります。意味は、
- ◎:非常にダート長距離っぽく、理想に近い状態
- 〇:ダート長距離っぽく、ダート長距離が合いそう
- △:ダート長距離っぽくはなく、ダート長距離が合わなそう
- ✕:ダート長距離の適性がないように見える
- ?:一般的な馬とは違って特徴的ではあるが、ダート長距離に向いているかの判断が出来ない
- 無印:可もなく不可もなく一般的である
となります。
この評価は絶対評価であり、場合によってはほとんどの馬に〇がついたり、反対に◎と〇が1頭もいないことがあります。
また、同じ馬であっても過去のレースと比べて評価が変わる場合があります。そんなに多くはありませんが、走りを重ねる毎に走り方のフォームが変化していく馬もいるためです。
この評価が最終的な評価ではありません。この評価をベースに脚質や枠順等を考慮して、最終的な馬券の買い方を考えていきます。