【最多騎乗騎手】ダート長距離に乗り慣れている騎手は?

ダート長距離は初めてだけど、どんなペースで走ればいいの……?

どのタイミングでスパートかければいいの……?

ダート長距離(2400m以上)は1年間で20レース程度しか開催されないため、ダート長距離レースにほとんど騎乗したことがない騎手もいます。

一方、ダート長距離レースによく騎乗している騎手もいます。

例えばルメール騎手は2020年〜2024年の5年間で19回ダート長距離に騎乗していますが、同じくリーディング争いを繰り広げている川田騎手は5年間でたったの2回しか騎乗していません。

天皇賞(春)などの芝の長距離レースでの活躍も光る武豊騎手もダート長距離は過去5年間で2回しか騎乗していません。

私は、ダート長距離は独特の感性が必要になってくると考えているので、騎乗することで上手になっていくと考えています。「習うより慣れろ」ですね。

新人騎手によくあるのが、ダート1800mのようなペースで先行して早々にバテるというもの。

馬をリラックスさせながら適切なペースで走らせるためにはダート長距離の経験値が必要になってくるのではないでしょうか。

今回は、年間でダート長距離に騎乗した回数が最も多かった騎手を調査して整理しました。

※取り消しや競走除外になった回数は騎乗レース数に含まれていません。

騎手(敬称略)騎乗レース数 / 開催レース数
2015柴山 雄一15レース / 21レース
2016松岡 正海11レース / 20レース
2017井上 敏樹11レース / 22レース
2018勝浦 正樹11レース / 20レース
2019菅原 明良9レース / 19レース
2020大野 拓弥10レース / 22レース
横山 武史
2021丹内 祐次15レース / 22レース
2022丹内 祐次15レース / 19レース
2023丹内 祐次12レース / 19レース
2024丹内 祐次15レース / 20レース
騎手(敬称略)騎乗レース数 / 開催レース数
2015柴山 雄一15レース / 21レース
2016松岡 正海11レース / 20レース
2017井上 敏樹11レース / 22レース
2018勝浦 正樹11レース / 20レース
2019菅原 明良9レース / 19レース
2020大野 拓弥10レース / 22レース
横山 武史
2021丹内 祐次15レース / 22レース
2022丹内 祐次15レース / 19レース
2023丹内 祐次12レース / 19レース
2024丹内 祐次15レース / 20レース

これには驚きました。完全に丹内騎手はダート長距離を狙ってますね。

現役騎手が100人以上いる中、4年連続で丹内騎手がダート長距離レース騎乗数No.1です!この騎乗割合は相当高いので、恐らく丹内騎手も意識されているのでしょう。

丹内騎手はダート長距離リーディングを獲得されている(近日記事公開予定)こともあり、信頼され騎乗依頼を受けることも多いと思われます。

もしかしたら、騎乗を志願されているレースもあるのかもしれません。

ちなみに、

  • 2022年の騎乗回数ランキング2位は、横山武史騎手で8レース
  • 2023年の騎乗回数ランキング2位は、佐々木騎手で9レース
  • 2024年の騎乗回数ランキング2位は、長浜騎手と小林勝太騎手で10レース

なので、いずれの年も丹内騎手が圧倒的な差をつけて1位です。

個人的には、レースを見た際に「丹内騎手上手いな~」と感じることが多かったので、経験値の高さが好騎乗につながっているのではないかとしっくりきました。

2025年も丹内騎手が騎乗回数で1位となるのか?騎乗回数ランキングにも注目ですね。2025年終了時に結果を記事にする予定なので、ぜひ楽しみにお待ちください😄

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